【各務原】かかみがはらオープンクラス

2017年9月16日(土)に、各務原イオンモールの2階にある「かかみがはらオープンクラス」で、さかだちブックスなどを運営しているリトルクリエイティブセンターの今尾さんとやながせ倉庫オーナーの上田さんのトークセッションが開催されました!

「OPEN ACTION !」と題したトークセッションのテーマは「創業」。

実際に各務原近郊で事業を立ち上げたお二人の体験談を通しての対談です。

 

もともとは、やながせ倉庫のオーナーと入居者という関係のお二人の付き合いはかれこれ10年近くになります。

やながせ倉庫は、かつての今尾さんのように、お店や事務所を始めたいという人が気軽に場を持つことができるきっかけの場として今年で13年目を迎えました。

今でこそシェアオフィスやレンタルスペースが珍しくありませんが、13年前に始めた先駆者的存在の上田さんがトークをされることは実はこれまで滅多になかった、貴重な機会。

創業を考えている人にとってハードルのひとつとなるのが、場所の問題。上田さんは大家さんとして、家賃を格安にすることでそのハードルをぐっと下げました。もちろん、ハードルを下げることで大家さんの立場としては、収入も減るし、色々なタイプの人が入居を申し込んできたとか…。

今尾さん曰く、やながせ倉庫には暗黙のルールを教えてくれました。

なんと「男性入居者はDIY、 女性入居者は改修を上田さんが手伝ってくれる」というルールとがあるのだとか(笑)。

お陰で今尾さんは今ではフローリングまで張れるようになったそうです(笑)。

改修に腕をあげた今尾さんにはそれから、次々と大工仕事として舞い込んできて、一時期はずっと、ツナギばかりを着ていたらしいです。

 

「最初はやながせ倉庫に本当に人が来なくて、お店の月の売り上げが1万円もあればいい方だった」と今尾さん。お客さんの中にはこれからお店を始めたいという方もいらっしゃって、ある意味では背中を押されたのではないでしょうか……(笑)。

「今尾くん東京で買ってきた文具を買った値段で売って喜んでいるんだから変なやつだと思ったよ(笑)」と上田さん。でも、上田さんはそんな“変なやつ”がこうして独立していくように、やながせ倉庫がエネルギーのある人の集合体であればいいいう想いで続けられています。

お二人ともまちづくりのために創業をされたわけではないけれど、結果的にやっていることが街のおもしろさにもつながるだろうと考えています。それは行政区の違いはあれど、岐阜も各務原でも同じこと。

 

かかみがはらオープンクラスでは、今回のような対談だけでなく、各務原に移住定住を考えている方に向けた「ちょっといい暮らし」の情報発信をされています。

移住定住相談窓口としてもご利用いただけますので、実際に各務原で何か新しいことを始めようとされている方、ご興味がある方はぜひご利用ください!

 


かかみがはらオープンクラス

住所:岐阜県各務原市那加萱場町3-8  各務原イオン2F(ユニクロ隣)

営業時間:10時〜19時

電話:058-382-1194

2017年09月19日作成
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